2023年の広報文化イベント
2023年11月20日-22日「カタール観光展2023」への日本ブース出展
11月20日から22日にかけて、ドーハ市内でカタール観光展2023(Qatar Travel Mart 2023)が開催され、当館は日本政府観光局(JNTO)ドバイ事務所と協力して日本ブースを出展しました。訪日観光促進及び日本文化の紹介のため、当該ブースでは日本の風景が描写された背景写真や着物姿の顔出しボードを用いた写真撮影の他、日本観光に関する広報誌の配架・配布を行いました。
日本ブースには連日多くの来訪者が訪れ、当地における訪日観光及び日本文化への関心の高さがうかがわれました。また、前田大使は11月21日に日本ブースを視察し、来訪者との交流を行いました。
日本ブースの様子 |
訪日観光関連資料の配架 |
2023年11月14日、前田大使が日本畜産物輸出促進協会(J-LEC)主催の和牛プレミアショーケースに参加
11月14日、前田大使はドーハ市内Radisson Blu Hotel Dohaで開催された日本産和牛セミナー「和牛プレミアショーケース」に参加しました。前田大使は開会挨拶で、日本産和牛の特徴であるサシの美しさや口溶けのまろやかさをアピールするとともに、カタールでの日本産和牛の流通拡大への期待を述べました。
セミナーでは、日本産和牛の特徴の説明、カッティング技術やモモ肉を使ったメニューの紹介が行われ、日本から参加した食肉事業者と当地の食肉事業者やレストラン関係者が交流しました。
カタールでは近年の日本産和牛の輸入量の伸びが著しいです。輸入量の大部分を占めるロイン系に加え、他の部位の輸入も増えることで更なる輸入量の伸張が期待されます。
スピーチをする前田大使 |
カッティング技術紹介の様子 |
部位毎に切り分けた様子 |
各部位の紹介の様子 |
2023年11月16日 ガルフ・イングリッシュ小学校における日本紹介事業を実施
2023年11月16日、当館はガルフ・イングリッシュ小学校にて,日本を紹介する授業を行いました。生徒らは事前に日本に関する学習していた様子で、授業中は途切れることなく質問が飛び交いました。当日は先生も子供たちも日本に因んだ格好をして、日本語でキラキラ星を合唱してくれるなど、日本に対する強い興味関心を示していました。
日本について熱心に学ぶ生徒たち |
廊下には日本の情報や絵が展示されていた |
2023年11月13日 アル・アクサ公立女子中学校にて日本紹介事業を実施
当館は日本紹介事業の一環として,アル・アクサ公立女子中学校の講堂にて,約80名の生徒に対し日本に関するプレゼンテーションを行いました。またプレゼンテーション後には、W杯のマスコット「ライーブ」を折り紙で作るワークショップを実施し、生徒・教師共に日本文化や日本語に対する強い興味関心を示していました。
講堂での講演の様子 |
生徒たちによる折り紙の作品 |
2023年10月24日、パリ五輪アジア予選ハンドボール男子日本代表選手団との親善交流夕食会
10月24日、前田大使は大使公邸でパリ五輪アジア予選ハンドボール男子日本代表選手団との親善交流夕食会を開催しました。夕食会には荷川取団長の他、カタールハンドボール協会日本担当リエゾンのMr. Ahmed Abdi氏や岡本カタール日本人会副会長が出席し、当地におけるスポーツ文化事情などについて意見交換が行われました。ハンドボール男子日本代表団はこの後26日に準決勝に挑みます。
集合写真 |
スピーチをする前田大使と荷川取団長 |
前田大使への記念品贈呈の様子 |
2023年10月4日、前田大使が日本政府観光局(JNTO)主催の訪日観光促進のための情報発信拠点Japan Travel House開設イベントに参加
10月4日、前田大使はドーハ市内パール地区にあるJunko Sushi & Japanese Diningレストランで開催されたカタールからの訪日観光促進のための情報発信拠点Japan Travel House開設イベントに参加しました。前田大使は開会挨拶で「日・カタール二国間関係にとって観光は成長の見込みがある分野であり、それは近年のカタールへの邦人観光客の増加及び日本へのカタール人観光客の増加によって示されています。また、観光は両国間の相互理解や友情を醸成し、経済成長を促す有効な手段です」と述べ、カタールからの訪日観光客促進における本イベントの重要性を強調しました。イベントには現地メディアや現地の方々が参加し、当地における日本の観光情報に対する強い関心がうかがわれました。
本事業は、10月2日のドーハ国際園芸博覧会の開会及び今年6月のカタール航空の羽田直行便の再開新規就航等を契機に、日本政府観光局(JNTO)ドバイ事業所がカタールから日本への訪日・観光促進のために、Junko Sushi & Japanese Diningレストランと協力して訪日関連情報発信のためのコンタクトポイントを設置することで、訪日観光客の増加や日本訪問中の消費の増加等を図るものです。Japan Travel HouseはJunko Sushi & Japanese Dining レストラン敷地内に2024年2月29日まで設置される予定です。
スピーチをする前田大使 |
リボンカットの様子(右から3番目が前田大使、右から2番目が小林JNTOドバイ事務所長、一番右が南里Junko Sushi & Japanese Dining会長) |
2023年10月3日 前田大使夫妻のドーハ国際園芸博覧会の日本パビリオン開会式への出席
10月3日、ドーハ国際園芸博覧会の日本パビリオンにおいて、同パビリオンの開会式が挙行されました。開会式には、日本側からは前田大使夫妻をはじめとする日本政府関係者などが出席し、カタール側からはMr. Mohammed Al-Khoori事務局長及びMrs. Tamader Al-Mulla副政府代表が、そして国際園芸家協会、Capitanio会長夫妻を始めとする来賓の方々が出席されました。前田大使は、開会挨拶で「日本のパビリオンはGreen Gift from Japanというテーマで、生け花や日本庭園などの展示を通じて日本の優れた花きや花き文化、緑化技術を発信していきます」と述べ、よりよい環境づくりに向けた日本の取組及び本博覧会における日本の貢献を強調しました。
開会式では来賓挨拶に続き、テープカットセレモニー、鯉のぼりへの記念の著名、達磨の目入れ式、生け花パフォーマンスが行われ、参加者は日本の様々な文化を楽しみました。日本パビリオンには博覧会の期間中多くの訪問客が訪れることが期待されています。
なお、2027年には横浜市で次回の国際園芸博覧会が「幸せを創る明日の風景」のテーマで開催される予定です。
開会挨拶をする前田大使 |
テープカットセレモニーの様子 |
達磨の目入れ式の様子 |
記念撮影の様子 |
生け花パフォーマンスの様子 |
2023年6月12日-21日 「第32回ドーハ国際図書展」での日本ブース出展
6月12日から21日にかけて、ドーハ展示会議センター(Doha Exhibition and Convention Center(DECC))で第32回ドーハ国際図書展が開催され、当館は日本ブースを出展しました。当該ブースでは、日本に関する様々な書籍の展示に加えて、折り紙のワークショップ、書道による名前書き、着物姿の顔出しボードの写真撮影の他、日本観光・日本語学習・日本留学に関する広報及びにぽにかの配布などを行いました。日本ブースには連日家族連れや学生を中心に約3,600名の来訪者が訪れました。来訪者の中には、マンガや日本語テキストをはじめ、観光、伝統文化、日本庭園や建築などに関する展示書籍を手にとる方も多く、当地における日本及び日本文化への関心の高さがうかがわれました。
前田大使は6月12日のオープニングセレモニーに出席し、ムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アール・サーニ首相兼外務大臣や各国の大使と共に図書展を視察しました。
前田大使も日本ブースを訪れました | 日本ブースで折り紙や書道の名前書きを楽しむ来訪者 |
2023年5月29日 前田大使がカタール大学で開催された日・カタール共同研究事業(第2ラウンド)採用者発表式に出席
前田大使は、カタール大学で開催された日・カタール共同研究事業(第2ラウンド)採用者発表式に出席しました。本共同研究事業は、丸紅株式会社ドーハ事務所が財源を拠出しカタール大学がその運営を担っており、式典の際には本事業をとおした日・カタール間の既存の研究交流(第1ラウンド)に関する紹介が行われるとともに、今回新たに採用された研究事業が発表されました。また、式典の中でカタール大学のサイード・アル=メール研究支援部長は、本事業は日・カタールの研究交流の促進だけでなく、両国間の研究者ネットワークの拡大にも寄与すると強調しました。
アル=メール研究支援部長(右から3番目)、森丸紅ドーハ事務所支店長(右から2番目)ら関係者らと | 発表式の様子 |
2023年5月24日 前田大使,アル・ホールの公立学校で広島県安佐地区の児童から託された絵を寄贈
前田大使は,ドーハ北部のアル・ホール市に,広島県広島市安佐地区の児童が作成した絵や折り紙で作られたポスターを寄贈するため,アル・ホール公立女子小学校及びアリー・アル=ミスナド公立男子中学校をそれぞれ訪問しました。寄贈式には,長年本事業に携わっている安佐公民館カタール会(注)の活動を支援し,絵の交流を担っている丸紅ドーハ事務所の森捻弘支店長も出席しました。
注:1994年秋に「第12回アジア競技大会」が広島で開催された際,広島は「一館一国運動」を実施し,広島県安佐町(当時。現在は広島市)はカタールを応援することが決まりました。その後、カタールを訪問して継続的にカタールとの交流を行うために,1996年7月に「安佐公民館カタール会」が発足し,それ以来殆ど毎年これらの学校に安佐地区の子供たちが描いた絵を届けています。
前田大使(中央右)、大使夫人(中央左)、森丸紅ドーハ事務所支店長(中央左2番目)、アル=ブシャイド校長先生と踊りを披露してくれたアル・ホール女子小学校の生徒たち |
手交された日本の児童の絵を持つ前田大使(右から2番目)と森捻弘丸紅ドーハ事務所支店長(左から2番目) | アル=モハンナーディ校長先生より大使に記念品が贈呈された |
2023年5月13日 前田大使、ハーリド・ビン・ハマド・アル=アッティーヤ・カタールテコンドー・柔道・空手連盟会長と会談
前田大使は、世界柔道選手権ドーハ2023大会の会場でハーリド・ビン・ハマド・アル=アッティーヤ・カタールテコンドー・柔道・空手連盟会長と会談を実施しました。会談では、日・カタール二国間関係の促進及び当地における柔道の重要性や日本人選手による活躍などについて意見交換を行いました。また、前田大使はハーリド会長に対して本選手権の運営に対する謝意を述べるとともに、当地日本人コミュニティへの観戦チケットの提供に対する謝意を述べました。会談後は贈呈品の交換や記念撮影が和やかな雰囲気の中で行われました。
前田大使(左)とハーリド・ビン・ハマド・アル=アッティーヤ会長(右) | 会談の様子 |
2023年5月8日 前田大使、世界柔道選手権ドーハ2023大会の開会式及び決勝トーナメントに出席
前田大使は、世界柔道選手権ドーハ2023大会の開会式に出席するとともに、男子66kg級及び女子52kgの決勝戦・3位決定戦を観戦しました。開会式にはカタールオリンピック委員会委員長のジョアーン・ビン・ハマド・アル=サーニ殿下がご臨席されました。試合では、女子では阿部詩選手が優勝し、男子では、阿部一二三選手が優勝し丸山城志郎選手が準優勝を勝ち取りました。
また、前田大使は会場で山下全日本柔道連盟会長兼国際柔道連盟理事及びハーリド・ビン・ハマド・アル=アッティーヤ・世界柔道選手権ドーハ2023大会副実行委員長兼カタールテコンドー・柔道・空手連盟会長と懇談を行いました。会場には在留邦人を含む多くの世界中の柔道ファンが観戦に訪れ、熱心に応援を送るなど当地における柔道の人気の高さがうかがえました。
前田大使(右)と山下全日本柔道連盟会長(左) | 試合会場にて |
2023年3月31日 前田大使夫妻、アル=ブーハリカ家主催の「ガブガ」に出席
前田大使夫妻は、アル=ブーハリカ家主催の年次「ガブガ」(※)に出席しました。前田大使は「ガブガ」の冒頭で、主催者であるアル=ブーハリカ家の方々に対する感謝の意を述べると共に、当地の慣習に対する敬意を表しまた。また、前田大使夫妻は多くの出席者と食事を交えながら懇談しました。
※「ガブガ」とは、ラマダン中にイフタール(日没直後の食事)とスフール(日の出前の食事)の間(21-22時頃)に親族や友人らで集まってとる湾岸地域特有の食事のことを指します。
前田大使による挨拶 | 主催者のアル=ブーハリカ家の方々と |
2023年3月21日 前田大使夫妻、カタール大学ジャパニーズクラブ主催「Day in Nihon (Hanami)」を視察
前田大使夫妻は、カタール大学で開催されたカタール大学ジャパニーズクラブ主催の日本文化イベント「Day in Nihon (Hanami)」を視察しました。イベントには多くの方々が参加しており、日本に関連する手芸品の展示やクイズゲーム等を楽しんでいました。
カタール大学ジャパニーズクラブのスタッフとの記念撮影 | ジャパニーズクラブから花束のプレゼント |
2023年3月21日 前田大使夫妻による「でんじろう科学実験ショー」視察
前田大使夫妻は、エルエヌジージャパン株式会社の主催により、カタール大学のEarly Childhood Centerで開催された「”Denjiro” Japanese Show – 3rd Edition: Combination of Education and Entertainment」を視察しました。
前田大使は、スピーチの際に、本イベントで子どもたちが科学に関する楽しい思い出を作ることで、科学技術分野の勉強に関心を持つ子供が増え、それが「カタール・ナショナルビジョン2030」の柱の一つである「人的開発」に貢献すると述べました。ショーには多くの子供たちが参加し、「巨大空気砲実験」や「液体窒素実験」等の科学実験を楽しく観覧しました。
前田大使によるスピーチ | 科学実験の様子 |
「巨大空気砲実験」の様子 |
2023年3月11日 カタール大学での「第14回日本語スピーチコンテスト」の開催
3月11日、在カタール日本国大使館は当地における日本語及び日本語教育の普及・促進のためにカタール日本語教師会(JALTAQ)と共催で「第14回日本語スピーチコンテスト」をカタール大学で開催しました。当日は日本語初心者から上級者まで総勢15名が参加し、朗読や自由な題材のスピーチをとおして日頃の日本語学習の成果を披露しました。最も難度の高いC部門の優勝者は「手ごわい日本語との出会い」の題でスピーチを行ったカタール人のファティマ・アル=マルズーキさんでした。
また、各参加者によるスピーチの他にも、現在我が国の文部科学省奨学生として東京都立大学に留学中のアフメド・アル=モハンナディさんによる日本留学体験談や、文部科学省の日本留学海外拠点連携推進事業の拠点校(中東・北アフリカ拠点)である九州大学の関係者による日本留学紹介が行われました。
今回、会場を新型コロナ禍前のカタール大学に戻し、当館、JALTAQ、カタール大学との連携をとおして文化・教育分野での日・カタール協力関係のさらなる促進に貢献をしました。
左より前田大使、C部門優勝者のファティマさん、協賛企業の我妻ドーハ事務所長(住友商事)、内藤ドーハ事務所長(中部電力) | A部門の朗読を行う参加者 |
審査員の皆さん | アフメドさんによるトークセッション |
九州大学の設置した日本留学相談コーナーで日本留学について相談する参加者たち | 全員での記念写真 |
2023年2月11日 ドーハ剣道クラブの稽古の前田大使夫妻による視察
前田大使夫妻は、当地にて10年前にカタール人のアブドゥラフマン氏によって設立されたドーハ剣道クラブのアスパイアドームでの稽古を視察しました。今回は日本から同剣道クラブと関係の深い剣道8段の田代先生がカタールを訪問され、当地に於ける剣道の普及及び中級者に対する技術指導を行いました。稽古には初級者及び中級者を含めて20名余りが参加し、剣道に対する根強い人気がうかがわれました。
田代先生によるドーハ剣道クラブ中級者への指導 | 前田大使夫妻とドーハ剣道クラブの集合写真 |