久島大使の挨拶
令和7年2月26日

2024年11月23日に前田哲大使の後任としてドーハに着任いたしました。これまで東南アジア、欧州、アフリカ、北米の在外公館に勤務してきましたが、中東への赴任は初めてとなります。
日本とカタールは、国交樹立から50年を超え、東日本大震災の際には復興支援を得る等、強固で永続的な関係を培ってきました。このような両国関係は、より広範な分野での強化が期待されています。今年3月からの日本航空による東京―ドーハ間直行便の就航、大阪・関西万博でのカタール・パビリオンの出展予定はその一例でしょう。このような時期に駐カタール大使として赴任できたことはたいへんに光栄なことです。
中東地域をはじめとする世界的な緊張が高まっている中で、カタールはその仲介外交や人道支援等を通じて、中東地域だけでなく、世界的にもその存在感を一気に高め注目されています。
日本はすべての当事者に対し、民間人の犠牲を防ぎ、さらなるエスカレートを回避するためのあらゆる手段を講じることを強く求めています。引き続き、自由で開かれたインド太平洋の重要性や、ガザ情勢やアフガニスタン等の中東情勢、東アジア情勢等について意見交換を行い、地域・国際社会の安定化に向けて、日・カタール間の連携を一層深めていくことが重要だと考えています。
私は、両国の関係者やカタール在住の日本人の皆様を含む様々な方々のご意見やご助言をいただきながら、日本とカタールの関係強化に取り組んでいきたいと考えております。
日本とカタールは、国交樹立から50年を超え、東日本大震災の際には復興支援を得る等、強固で永続的な関係を培ってきました。このような両国関係は、より広範な分野での強化が期待されています。今年3月からの日本航空による東京―ドーハ間直行便の就航、大阪・関西万博でのカタール・パビリオンの出展予定はその一例でしょう。このような時期に駐カタール大使として赴任できたことはたいへんに光栄なことです。
中東地域をはじめとする世界的な緊張が高まっている中で、カタールはその仲介外交や人道支援等を通じて、中東地域だけでなく、世界的にもその存在感を一気に高め注目されています。
日本はすべての当事者に対し、民間人の犠牲を防ぎ、さらなるエスカレートを回避するためのあらゆる手段を講じることを強く求めています。引き続き、自由で開かれたインド太平洋の重要性や、ガザ情勢やアフガニスタン等の中東情勢、東アジア情勢等について意見交換を行い、地域・国際社会の安定化に向けて、日・カタール間の連携を一層深めていくことが重要だと考えています。
私は、両国の関係者やカタール在住の日本人の皆様を含む様々な方々のご意見やご助言をいただきながら、日本とカタールの関係強化に取り組んでいきたいと考えております。
駐カタール国特命全権大使
久島直人
久島直人